TOP
49.79score

水野 貴広

スポンサーOvertex

ビットコインウォレットの正体

ビットコインを扱う上で欠かせないウォレット。
ビットコインコアのフルクライアントをはじめ、ライトウォレット、ハードウォレット、ペーパーウォレット等々、色々な種類があります。
コアのフルクライアントはともかく、ブロックチェーンを保持しないウォレットがそれぞれいくらのビットコインを持っているか、どのように確認しているのか調べてみたところ、これがなかなか興味深い。
最初はウォレットという名前からウォレットソフト内にビットコインの現物が入っていると思っていましたが、なんと違うんですよこれが。
ビットコイン自体はあくまでもネットワーク上のブロックチェーンの中に存在していて、ウォレットの中には現物は入っていません。
ではウォレットには何があるのかというと、特定のビットコインへのアクセス権なんです。
ウォレットソフト上で表示される残高は、このアクセス権に紐付いたトランザクションから計算された値でして、現物はあくまでもブロックチェーンの中にあるんです。

お前はいったい何を言っているんだ、と言われそうですが、日本銀行に直接個人口座を設けて、その口座同士で日本円をやり取りする状態を思い浮かべていただくとイメージしやすいかと思います。
労働でも商品でも外貨でも、何でもいいので誰かに提供して、その見返りとして個人口座に日本円を振り込んでもらう。
その日本円を使って何かを購入するときに、売主の個人口座へ日本円を送る。
この一連の流れで、日本円をビットコインに読み替えるとどうでしょう。なんとなくでもイメージが湧いてきませんか?
つまりこの口座へのアクセス権こそが、ウォレットの正体というわけです。(正確にはウォレットが持っている秘密鍵がアクセス権に相当するんですが)
こうやって銀行を例に出してみると、ビットコインはやはり革命的な発明であると言わざるをえないですね。金融・経済に詳しい方がハマるのももっともだと思います。

.

最終更新日:2016-03-24 16:21

コメント (0)